Bリーグピックアップ 2月6日 川崎 対 三河

Bリーグの部屋

みなさんこんにちは!2月になり、少し暖かい日が続きますね。

ただ、いきなり春になるわけではありません。

週明けにはまた寒さが戻ってくるようなので、

体調には気を付けましょう。

さあBリーグの方はというと、熱い戦いが続いています。

天皇杯も佳境ですし、リーグ戦は中盤を過ぎて後半へ向けて一直線です。

今回は東地区と西地区の強豪同士の戦いをピックアップです。

川崎対三河戦です!

全てがうまくいった川崎と、うまくいかなかった三河

それぞれの順位だけ見ると、川崎は東地区の6位。

三河は西地区の2位と川崎が格下のように見えますが、

そうではないことはおそらく皆さんご存知の通りでしょう。

とにかく東地区は強豪が多く、さらに今年非常に調子のよい

富山と秋田が加わって、とんでもない大混戦となっています。

あのアルバルク東京が7位ですからね。厳しい戦いです。

川崎も三河もBリーグを代表する強豪ですから、ヒリヒリするような

接戦が繰り広げられるかと思いきや、この試合はそうはなりませんでした。

まず、前半に関しては川崎の3ポイントシュートが異常なほどに決まりました。

いつもそれほど3ポイントの確立が高くない川崎。

逆に3ポイントが売りなのは三河の方なのですが、完全に相手のお株を奪う

素晴らしい出来でした。そうなったのも、とにかくボールがよく動いていました。

川崎が悪い時の特徴として、ボールが非常に重くなって結果時間が無くなるというパターンがあるのですが、

今回はまず人がしっかり動いてボールを呼び込むことに成功し、

三河のローテーションがうまくいかなかったこともあってフリーを作り出すことができました。

そして川崎はディフェンスでもその機動力を思いっきり発揮し、

特に金丸選手に良い形でボールを渡しませんでした。さすが藤井選手。

三河は時折フリーな選手が生まれたのですが、そこで決めきれないこともあり、

ずるずると点差が離れる結果に。

後半は両チームとも次の試合を見越してメンバーを変えてきたため、

前半よりもスコアが落ちる結果となりました。

三河は最後まで外からの爆撃が機能せず、頼みのガードナーのゴリゴリオフェンスも、

あれあけ川崎のビッグマンがよく動いてフリーを生み出さないと、さすがに厳しいです。

あまりにもうまくいかないので、次の日の試合のために

選手を温存しだしたくらいですからね。笑

選手ピックアップ 藤井選手

川崎:藤井選手

とにかくエナジーを試合を通じて発揮し続けることのすごさ。

二桁得点が当たり前の三河の金丸選手に対して、

許したスリーポイントは何と1本。

そもそもアテンプトも4本と、まったく仕事をさせなかったのは素晴らしかったです。

ただ、川崎はピックアップ選手を選ぶのが難しいくらい、みんな出来が良かったです。

辻選手は要所のスリーポイントはもちろん、アシスト7というのが素晴らしい。

ここ最近はガードとして視野がかなり広くなった印象があります。

また大塚選手はスリーポイント4本を含む15得点。

こういうスターターではない選手の活躍が、この日の川崎の良さを表していたと言えます。

ニックは22得点。いつもさすが。笑

三河:長野選手

スターターではないですが、クイックネスは相当のものがあります。

彼が入ってくると、ペイントエリアへのアタックが増えて、

しかもそれが早いので何度もチャンスが生まれていました。

もっと彼を使ってもよいのではないかと思ったくらいです。

かなり良い選手だと感じたので、外からのシューティング力を高めて、

ぜひスターターを勝ち取るくらいになってほしいなと思いました。

まとめ

川崎にとっては前回千葉に負けた雪辱を晴らす快勝。

三河にとっては負け方がよくないですね。

3ポイントとガードナーのインサイド以外に、

ペイントへのアタックを増やさなければ、

そもそもシューターへの良いパスも出ないので、

どうやって、誰がそれを担うかという点に注目していきたいと思います。

個人的には長野選手にその可能性を感じました。

頑張れ長野選手!

今回もお読みいただきありがとうございました。

次回の更新もお楽しみに!

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