家を建てよう!と考えたときに、何から始めたらいいの?
という方は多いと思います。
まずは簡単に全体像をつかみ、そこからそれぞれの項目を
深掘りしていくようにしましょう。
あくまでもざっくりとした全体像です。
それぞれの深掘りについては、別途記事を用意しますので、
そちらもぜひご覧ください!
今回は、家を建てよう!となってから、実際に住宅展示場に
行く前までの段階をご紹介します。
まずは自分たちの家で実現したいことピックアップ
![](https://kabaopapa-no-ie.com/wp-content/uploads/2020/12/pexels-any-lane-5728281-1024x683.jpg)
大きな枠組みの夢でよいです。
自分たちが家を建てたら、何を実現したいのかを話し合いましょう。
- 子供たちを庭で思いっきり走らせたい!
- 開放的な空間で家族団らんしたい!
- 家族の時間と個人の時間を両立したい!
などなど、間取りの話ばかりではなく、こんな暮らし方がしたい
ということを家族全員で話し合います。
ある程度優先順位を考えておくことも重要なことです。
すべてをかなえる家なんてできませんから。
また、必ず家族全員で話し合いましょう。
何度も家を建てられるわけではありません。
自分たちにとっても、子供たちにとっても、
人生の中で非常に大きな思い出になるはずです。
必ず家族全員で家や暮らし方の夢を語り合いましょう
間取りをざっくり検討します!※あくまでもざっくりと
時々間取りを完全に作りこんで、住宅展示場にいく方がいらっしゃいます。
もちろん、家族の中に設計士がいたり、
ご自分に家づくりの経験があるのであればそれもよいのですが、
- 「この間取りじゃないとダメ!」
- 「この間取りを建てたらいくら?」
みたいなのは、やめたほうが良いと思います。
それであれば、家づくりのプロに依頼する意味があまりありません。
先ほど家族全員で考えた自分たちの家づくりで実現したいことを
そのままプロに伝えるほうが、思ってもいない意見や
工夫が出てくるものです。
数社依頼したら数社すべて違う提案になるはずです。
それが面白いですよね。
間取りを考えるにしても、
「大体この辺にリビングがあって、この辺に玄関があって…」
といういわゆるゾーニングに留めておく方が、
自分たちの家づくりに幅ができて楽しく、
良い部分はプロの意見をどんどん取り入れていけるので
良いとこどりになりますよ。
間取りは考えすぎず、ゾーニングまでに留めましょう
予算を考えよう!援助があるかも事前に確認!
![](https://kabaopapa-no-ie.com/wp-content/uploads/2020/12/ganen1247_TP_V-1024x682.jpg)
予算の考え方はいろいろとあります。
よく言われるのは、
- 年収の7倍までローンが組める
- 毎月の返済額を月収の25%以下に抑えるとかなり安全
- 今の賃貸住宅で払っている額と同じくらいでローンを組むべき
などは聞いたことがあると思います。
金利やローン期間にもよりますが、おおよそ年収の7倍くらいまで
ローンを組むことができます。
ただし、ローン借入可能額はあくまで「借入可能」なだけで、
「返済可能」なわけではありません。自分が組める額の
限界額を借りるのはやめましょう。
かといって、毎月の返済額を月収の25%以内にすると、
安全なものの、思ったより借りられないという可能性があります。
おススメは月々の返済額を月収の30パーセント以内です。
月収30万円の方は9万円。月収40万円の方は12万円までとなります。
そうすれば、将来収入が上がるとさらに返済が楽になりますし、
もし収入が下がったり支出が増えても、返済不可能な
レベルまでになることを防ぐことができます。
さらに、ご両親などからの援助も早めに確認しましょう。
それによっては、予算に大きな影響を与えます。
住宅資金の贈与については、非課税枠も用意されていますので、
必ず確認するようにしましょう。
※2020年4月1日~2021年3月31日に取得する新築住宅については、
省エネ等の一定水準を満たす住宅については1500万円まで。
それ以外の一般住宅は1000万円までとなっています。
借入可能額満額を借りるのはやめよう。ご両親等からの援助を確認しながら、
毎月の返済額を月収の30%以下に!
「住宅」について下調べ
「そもそも家ってどんなものがあるんだろう?」
日本においてまずイメージするのは、
木造の住宅ではないでしょうか。
ただ、日本には鉄骨造の住宅やコンクリートの住宅もあります。
先入観だけで家づくりを行わず、少し視野を広げるためにも、
「住宅」についてすこし下調べをしましょう。
また、家を建てる会社について下調べをすることも重要です。
- ハウスメーカー
- 地元の工務店
- 設計事務所
実は家を建てる会社はたくさんあります。
まだまだどこで建てたいかを決める段階ではありません。
ここで視野を広げた結果、思ってもいない会社が
後々自分たちの家づくりのパートナーになるかもしれません。
さらに、家を建てる土地の周辺の建物を観察しましょう。
3階建ての家を建てたいと思っていても、
その地域の地区計画や、用途地域(土地の使い方の制限)によっては
そもそも考えていた家が建てられないということもあります。
周辺の住宅を観察すると、家の特徴が見えてくるので、
ぜひ観察してみてください。
住宅や家を建てる会社の下調べを行いながら、建設地の周辺の住宅も観察してみましょう
レッツ資料請求!気になる会社のカタログを確認
![](https://kabaopapa-no-ie.com/wp-content/uploads/2020/12/magazine-791653_1280-1024x682.jpg)
先ほど住宅を建てる会社の下調べを行いましたが、
なんとなく気になった会社があったら、資料請求してみましょう。
住宅ポータルサイト(ホームズやSUUMOが有名)では、
まとめて資料請求ということができるサイトもあるのですが、
あまりおすすめしません。
それは以下の注意点によるところが大きいです。
最近は少なくなっていますが、
まだまだ上記のようなことはあります。
まとめて資料請求をすると、たくさんの会社から
連絡や郵便物が届き、正直鬱陶しいです。
連絡があったとしても、問題ないくらいの会社数に絞ったり、
「ご連絡はメールのみでお願いいたします。」と記載するようにしましょう。
資料が届いたら、内容を確認し
自分たちの家づくりの印象に合わないようであれば、
選択肢から外しましょう。
というのも、すべての住宅展示場を見ることはできないですし、
たくさんの会社と折衝することもできません。
資料請求した会社の中から、気になったところの展示場に見学に行き、
さらにその中から折衝する会社を選んでいくという流れです。
資料請求→展示場見学(多くて5社)→打ち合わせ(多くて3社)
上記くらいに抑えないと、休みの日は限られていますし、
体力的にかなりきつくなるので、気を付けましょう。
やたらと資料請求すると後が大変になる可能性あり。
カタログを見たら、自分たちの家づくりに合致しそうな会社を選び、実際に見に行くべし!
さいごに
今回は、家を建てよう!となってから、下調べの段階の流れをお伝えしました。
もちろん家づくりの流れは人それぞれですが、
この下調べの段階があるかないかで、家づくりがスムーズに
進むかどうかが決まるといっても過言ではありません。
下記に今後の流れの記事も載せさせていただきますので、
こちらもぜひご覧ください!
今後も参考していただける記事をたくさん作っていきますので、
ぜひお楽しみに!
コメント