みなさんこんにちは!
今回は、東地区に続いて西地区の順位のおさらいと、
今後の予想をしていきたいと思います。
と言っても、東地区の予想をしてからだいぶ日にちがたってしまいました。
繁忙期ということもあり、なかなか落ち着いてバスケが見れていません。
ゴールデンウィークくらいまでバタバタが続くのかなー。
いや逆に来年度はずっとバタバタしているという説もあり不安が。。。
と、それは置いておいてさっそく現状の順位を振り返ってみましょう!
※順位は3月9日時点のものです。
西地区 絞られてきたチャンピオンシップの枠
大混戦の東地区と違い、西地区はある程度チャンピオンシップに
進めそうなチームが絞られてきました。
上位陣と下位陣の力の差が大きいと言えます。
第一位 琉球ゴールデンキングス 32勝10敗
西地区で圧倒的な力を発揮しているのが琉球ゴールデンキングス。
ポイントガードには変幻自在のエースガード。
シューティングガードにはとっておきの飛び道具。
インサイドには圧倒的な存在感のある外国籍選手。
どのポジションも恵まれた選手層と言えます。
ただ、派手なチームではあるもののチームスタッツを見ると、
突出しているのは「リバウンド」くらいなんです。
逆に言えば、このリバウンドがいかに勝利に直結するかということを
体現しているのが、この琉球ゴールデンキングスと言えます。
キープレイヤー:ジャック・クーリー選手
第二位 シーホース三河 27勝15敗
長きにわたり日本の強豪であるシーホース三河。
ここ数年は、西地区の首位の座を琉球に奪われている状況。
今年のチームの特徴は、「3ポイント」にあります。
金丸選手はもちろん、川村選手、ウィティングトン選手など、
スタメン全員が3ポイントを打てるメンバーにすることも可能。
3ポイントの調子が悪いときには、ガードナー選手のゴリ押しオフェンスで
無理やり得点することが可能。なかなか厄介なチームです。
キープレイヤー:金丸選手
第三位 大阪エヴェッサ 25勝17敗
不思議なチームです。
長らく西地区の第4位でしたが、ついにここで名古屋を逆転し、
3位に入っています。
このチーム、上位陣に結構勝ちます。
宇都宮にも、千葉にも、琉球にも、三河にもかなり勝っています。
ただ、下位にちょこちょこ負けます。笑
それが現在の順位に表れていると言えます。
下位との対戦を落とさず、安定した力を発揮することができるようになれば、
実はダークホースになりえると思います。
キープレイヤー:ディージェイ・ニュービル選手
第四位 名古屋ダイヤモンドドルフィンズ 25勝17敗
しばらく3位にいた名古屋。ついに先日大阪に抜かれてしまいました。
ただ、まだまだ勝ち数では同数。
この後の戦い次第ではまだまだわかりません。
このチーム、ディフェンスリバウンドは全チーム中一位です。
ただ、オフェンスリバウンドが全チーム中最下位なのです。
こんなチームなかなかないでしょう。
ディフェンスリバウンドが取れているから大崩れはしないものの、
オフェンスリバウンドが取れないからセカンドチャンスが生まれていません。
これはチーム全体でオフェンスリバウンドをどうやって取りに行くかという意識づけが
重要な気がします。取れる能力はあるはずですから。
キープレイヤー:ジェフ・エアーズ選手
第五位 島根スサノオマジック 17勝25敗
順位、勝ち数ともにチャンピオンシップに進むのは
難しくなってきた島根スサノオマジック。
課題は3ポイントとターンオーバーです。
3ポイントはアテンプトが多いわりに成功数が低く、
成功率は全チーム唯一の20パーセント台(29.1%)。
この確率をいかに上げていくか、もしくは3ポイントをあえて打たずに
2ポイントにするか。チーム戦術として考えなければなりません。
また、ターンオーバーが増えるとチームとして勢いに乗れないので、
動くこと・サポートすることをチームで進めなければなりません。
キープレイヤー:杉浦選手
第六位 滋賀レイクスターズ 16勝26敗
西地区において、なかなか上位に勝てない滋賀。
現状の順位通りの戦いとなっています。
3ポイントのアテンプトと決定数はそんなに悪くありません。
ただ、フィールドゴールの成功率が低く、ディフェンスリバウンドもなかなか取れていません。
まずはディフェンスリバウンドを強化し、チームを安定させ
チームオフェンスのパターンを増やすことが重要かと思います。
キープレイヤー:ジョナサン・オクテウス選手
第七位 信州ブレイブウォリアーズ 14勝28敗
よく頑張ってはいますが、なかなか勝ち数は増えません。
アグレッシブなオフェンスから、2ポイントも3ポイントもアテンプトは多いです。
ただ、成功数で言うとそこまで高くなく、結果的に成功率が下がっています。
また、スティールやリバウンド数のスタッツが低く、
ディフェンス面での向上がまずは急務かとおもいます。
ディフェンスでハッスルしオフェンスにつなげることができれば、
もっと流れを作り出すことができるはずです。
流れが来ている状態でのオフェンスなら、より決まる確率が高まるので、
オフェンスを生かすディフェンスを心掛けてほしいです。
キープレイヤー:西山選手
第八位 京都ハンナリーズ 14勝28敗
シーズン始まる前は、正直もう少し上の順位にいるのではないかと
予想しましたが、第八位となっています。
京都は3ポイントのアテンプトが非常に少ないチームです。
確率はそれほど低くないので、3ポイントを打てる形をどのように作るかが重要です。
また、リバウンドが課題です。リバウンドが取れるようになれば、
思い切って3ポイントを打つということにもつながり、
相乗効果が生まれるはずです。
キープレイヤー:松井選手
第九位 三遠ネオフェニックス 10勝32敗
2年連続で特別指定選手がかなり活躍している三遠。
選手層の底上げは急務です。
ただ、特別指定はこういった選手間の競争をより激しくさせるので、
そういった意味ではとても良いのではないかと思います。
三遠は得点が伸び悩むチームです。3ポイントのアテンプトがやはり少なく、
京都に比べると成功率も低いです。さらに特徴としては被ブロック数が多いです。
3ポイントに怖さがないとインサイドを固められ、結果的にブロックをくらうということが
増えているのではないかと思います。
キープレイヤー:川嶋選手
第十位 広島ドラゴンフライズ 6勝36敗
シーズン途中で17連敗という屈辱の連敗をした広島。
さらにはチームの外国籍選手が逮捕されるという事態もあり、
波乱のシーズンとなっています。
スタッツを見ても全体的に低迷しており、特にターンオーバー数が高くなっています。
ガード陣は比較的恵まれたメンバーがいるように思えますが、なかなか
そこがかみ合っていないようです。
困ったときはエチェニケ選手頼みになるのですが、
それが増えてくれば相手としては対策しやすい状況となります。
キープレイヤー:岡本選手
上位予想
西地区は、冒頭でも言ったように、ある程度チャンピオンシップに
進むチームが絞られてきていると言えます。
琉球・三河・大阪・名古屋です。
琉球と三河は何もなければチャンピオンシップに進むでしょう。
問題は大阪か名古屋か。個人的には最近の試合の戦い方や、
チャンピオンシップで台風の目となりそうな大阪が進むと予想します。
とはいえまだまだシーズンは続きますし、ケガの離脱などがあると
大きく戦況に影響する可能性もあるので油断はできません。
どうしても今のBリーグは東地区に強豪が集まっています。
西地区のチームには、一矢報いてほしいと思っています。
まとめ
いよいよシーズン後半戦となったBリーグ。
チャンピオンシップに向けて、調子を上げていきたいチーム。
何としてもチャンピオンシップに出たいチーム。
チャンピオンシップへの出場は難しいかもしれないが、
今後に向けて、またファンのためにチーム全体を向上させたいチーム。
それぞれ思惑はあるでしょう。
それぞれの思いを胸に、よりアツい戦いを見せてくれ!
ビバ!Bリーグ!
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