ホスクリーンとエアフープを比較。小さいけれど確かな差。

家づくりの部屋

みなさんこんにちは。

今回は、家づくりの中で採用する方が増えている、

「室内物干し」についてご紹介させていただきます。

天気の悪い日に室内で洗濯物を干すだけではなく、

来客時などの急な洗濯物の避難場所や、花粉症対策など使用用途は様々。

天井から吊り下げタイプの室内物干しの代名詞と言えば、川口技研の「ホスクリーン」です。

天井吊り下げ式の物干しをホスクリーンというのだと勘違いしている方までいるくらいです。

また、そのホスクリーンとどちらにするか悩む対抗馬になるのが、ナスタの「エアフープ」です。

今回は、それぞれの特徴を比較しながら、みなさんにご紹介したいと思います。

ホスクリーンは伸び縮みしやすく使い勝手◎


ホスクリーンは川口技研というメーカーが出している室内物干しの代表格。

室内物干しのことをホスクリーンというのだと勘違いされている方もいるくらいです。

川口技研はドアハンドルや物干し金物をメインに取り扱っているメーカーです。

そんなホスクリーンは、天井に取り付ける円形の取り付け元の種類が3種類あります。

オーソドックスなSPC型。すり鉢状になっていて本体を差し込みやすいSPD型。

天井に半分埋め込むSPE型の3つです。

カラーは写真のようなシルバー+ホワイトの1種類のみです。

長さのバリエーションは5種類あります。取り付ける天井高によって選びましょう。

画像出展 川口技研(https://www.kawaguchigiken.co.jp/products/monohoshi/indoor-spot)

特徴としては、伸び縮みが簡単にできる点でしょう。

プッシュボタンを押しながらスライドすれば、使いやすい高さに変えることができます。

標準サイズの場合は、3段階に伸縮が可能です。

画像出展 川口技研(https://www.kawaguchigiken.co.jp/products/monohoshi/indoor-spot)

また、ポールの着脱も非常に簡単。

押し込んで回すだけという簡単動作で着脱できます。

ただ、簡単に着脱できるから不安定ということもありません。

非常にカチッとロックされるので、外れて洗濯物が落ちるという心配もありません。

耐荷重は一本8㎏まで。

さらにホスクリーンは斜めになった天井にも取り付けられるようなオプションパーツも

販売しています。斜め天井のスペースの使い道は一般的にほとんどないので、

スペースの有効活用という点でも非常に魅力的でしょう。

エアフープはデザインがよく、長さのバリエーションが多い


ナスタというメーカーが出している、デザイン性の高い室内物干し。

ナスタ自体をご存知ない方もいらっしゃるかもしれませんが、

ポストや宅配ボックスなどをメインに取り扱っているメーカーで、

全体的にすっきりとしたシンプルかつスタイリッシュな商品が多いのが特徴です。

このエアフープも例外ではなく、デザイン的に非常に優れており、

またカラー展開も3色となっています。

壁紙やインテリアにこだわって、一生懸命空間コーディネートしたのに、

これだけ色が白系統なのは嫌!という方に向けて、ブラックがあります。

画像出展 ナスタ(https://www.nasta.co.jp/product/utility/002.html)

サイズ展開としては、S・M・Lがあります。

また、このエアフープはフープ部分とポール部分が分かれるようになっているため、

S+Lなど、ほかのサイズのポールとジョイントして、長さのバリエーションを作ることができます。

S・M・Lのポールすべてが入ったセットを購入すれば、それだけ5パターンの長さに

変更することができるのです。

ポールは端の穴に差し込んで中央に移動させるタイプになります。

耐荷重は一本8㎏です。

ホスクリーンとエアフープの違い

今までご説明させていただいた中で、

いくつか両者の違いがありました。

まずそれをおさらいしてみましょう。

  1. デザイン性
  2. サイズ変更の方法とバリエーション
  3. ポールの取り付け方法
  4. 価格

大まかに言うと、上記の4ポイントとなります。

デザイン性は、エアフープの勝利でしょう。

さらにカラーバリエーションまであるので、ここは皆さん異論がないかと。

また、サイズについてはホスクリーンは基本3段階の伸縮なのに対して、

エアフープはSMLセットを買えば5種類の高さに変更することができます。

ポールの取り付け方については、押し込んでくるっと回転させてロックするホスクリーンと、

横から差し込むエアフープという違いが。

価格についてはホスクリーン2本セットが約6000円、エアフープ2本セットが約8500円です。

頻繁に伸縮させるならホスクリーン

ここまで、ホスクリーンとエアフープの違いを見てきました。

では、実際にどんな方がそれぞれにあっているのでしょうか。

まず、頻繁に伸縮させて高さを変えたいような方にはホスクリーンがおすすめです。

というのも、伸縮ボタンを押してスライドさせればよいので、圧倒的に楽です。

対するエアフープは、サイズ変更ができるものの、別のポールと

組み合わせなければならず、それがかなり手間だと思います。

そもそも別のポールをどこに収納しておくんだという問題もありますし、

わざわざポールを取りにいく手間を考えたら、そのままでいいやということになりかねません。

また、個人的にはロック機構がホスクリーンの方がしっかりしている気がします。

エアフープは横にスライドさせてロックするのですが、カチッと固定されているわけではないため、

風に吹かれると揺れて音が気になるというレビューもあります。

しっかり固定したいという方には、ホスクリーンの方がおすすめです。

最後に価格。家づくりは思ってもいないような出費の連続。

ちょっとでもどこかで削りたいと思ったら、ホスクリーンの方が価格が安いのでお勧めです。

デザインとサイズ変更幅ならエアフープ

エアフープは、ホスクリーンに比べると確実にデザイン性で優れます。

また、カラーバリエーションもあるので、こだわりのある空間にも取り付け可能。

さらにSMLのポールを組み合わせることで、様々なサイズに変更可能。

シーツなどのちょっと重いものを干すときは、物干しポールの高さを

できるだけ下げたいので、エアフープが最適と言えます。

ただ、ポール自体の組み合わせとなるため、使っていないポールは

どこかに収納しておかなければならないのがちょっとマイナス。

かばおぱぱならホスクリーン

非常にずぼらなかばおぱぱ。

そんな私でも、簡単に高さが変えられるなら変えて干すものに合わせて調整したいと思います。

その点ではホスクリーンが最適かと。

対するエアフープでは、ポールの収納も面倒ですし、

いちいちポールをつぎ足すのも面倒なので、おそらくやらなくなると思います。

色々とめんどくさがり屋の方は、私と同じくホスクリーンの方がよいです。

逆にこまめに高さを変えたり、ポールをどこかに収納しておくのが

嫌ではない方は、デザイン性も優れているのでエアフープがおすすめと言えます。

ただ、実際に使っていないときはどちらの商品も取り外してしまえばよいので、

実はデザイン性ってそんなに重要か?と思ったり思わなかったりです。

まとめ

それぞれの商品は似た商品ですが、細かい部分が違います

実際に購入して導入される際には、自分の使い方をよく考えて導入されることをお勧めします。

また、どちらの商品も天井下地があるとよいので、家づくりの打ち合わせ時に

ここに室内物干しポールをつけたいとあらかじめ伝えるようにしましょう。

以上今回もお読みいただきありがとうございました。

次回の更新もお楽しみに!

コメント

タイトルとURLをコピーしました