家づくりの流れ!~下調べ編~

家づくりの部屋

家を建てよう!と考えたときに、何から始めたらいいの?

という方は多いと思います。

まずは簡単に全体像をつかみ、そこからそれぞれの項目を

深掘りしていくようにしましょう。

あくまでもざっくりとした全体像です。

それぞれの深掘りについては、別途記事を用意しますので、

そちらもぜひご覧ください!

今回は、家を建てよう!となってから、実際に住宅展示場に

行く前までの段階をご紹介します。

まずは自分たちの家で実現したいことピックアップ

大きな枠組みの夢でよいです。

自分たちが家を建てたら、何を実現したいのかを話し合いましょう。

  1. 子供たちを庭で思いっきり走らせたい!
  2. 開放的な空間で家族団らんしたい!
  3. 家族の時間と個人の時間を両立したい!

などなど、間取りの話ばかりではなく、こんな暮らし方がしたい

ということを家族全員で話し合います。

ある程度優先順位を考えておくことも重要なことです。

すべてをかなえる家なんてできませんから。

また、必ず家族全員で話し合いましょう。

何度も家を建てられるわけではありません。

自分たちにとっても、子供たちにとっても、

人生の中で非常に大きな思い出になるはずです。

必ず家族全員で家や暮らし方の夢を語り合いましょう

間取りをざっくり検討します!※あくまでもざっくりと

時々間取りを完全に作りこんで、住宅展示場にいく方がいらっしゃいます。

もちろん、家族の中に設計士がいたり、

ご自分に家づくりの経験があるのであればそれもよいのですが、

  • 「この間取りじゃないとダメ!」
  • 「この間取りを建てたらいくら?」

みたいなのは、やめたほうが良いと思います。

それであれば、家づくりのプロに依頼する意味があまりありません。

先ほど家族全員で考えた自分たちの家づくりで実現したいことを

そのままプロに伝えるほうが、思ってもいない意見や

工夫が出てくるものです。

数社依頼したら数社すべて違う提案になるはずです。

それが面白いですよね。

間取りを考えるにしても、

「大体この辺にリビングがあって、この辺に玄関があって…」

といういわゆるゾーニングに留めておく方が、

自分たちの家づくりに幅ができて楽しく、

良い部分はプロの意見をどんどん取り入れていけるので

良いとこどりになりますよ。

間取りは考えすぎず、ゾーニングまでに留めましょう

予算を考えよう!援助があるかも事前に確認!

予算の考え方はいろいろとあります。

よく言われるのは、

  • 年収の7倍までローンが組める
  • 毎月の返済額を月収の25%以下に抑えるとかなり安全
  • 今の賃貸住宅で払っている額と同じくらいでローンを組むべき

などは聞いたことがあると思います。

金利やローン期間にもよりますが、おおよそ年収の7倍くらいまで

ローンを組むことができます。

ただし、ローン借入可能額はあくまで「借入可能」なだけで、

「返済可能」なわけではありません。自分が組める額の

限界額を借りるのはやめましょう。

かといって、毎月の返済額を月収の25%以内にすると、

安全なものの、思ったより借りられないという可能性があります。

おススメは月々の返済額を月収の30パーセント以内です。

月収30万円の方は9万円。月収40万円の方は12万円までとなります。

そうすれば、将来収入が上がるとさらに返済が楽になりますし、

もし収入が下がったり支出が増えても、返済不可能な

レベルまでになることを防ぐことができます。

さらに、ご両親などからの援助も早めに確認しましょう。

それによっては、予算に大きな影響を与えます。

住宅資金の贈与については、非課税枠も用意されていますので、

必ず確認するようにしましょう。

※2020年4月1日~2021年3月31日に取得する新築住宅については、

省エネ等の一定水準を満たす住宅については1500万円まで。

それ以外の一般住宅は1000万円までとなっています。

借入可能額満額を借りるのはやめよう。ご両親等からの援助を確認しながら、

毎月の返済額を月収の30%以下に!

「住宅」について下調べ

「そもそも家ってどんなものがあるんだろう?」

日本においてまずイメージするのは、

木造の住宅ではないでしょうか。

ただ、日本には鉄骨造の住宅やコンクリートの住宅もあります。

先入観だけで家づくりを行わず、少し視野を広げるためにも、

「住宅」についてすこし下調べをしましょう。

また、家を建てる会社について下調べをすることも重要です。

  • ハウスメーカー
  • 地元の工務店
  • 設計事務所

実は家を建てる会社はたくさんあります。

まだまだどこで建てたいかを決める段階ではありません。

ここで視野を広げた結果、思ってもいない会社が

後々自分たちの家づくりのパートナーになるかもしれません。

さらに、家を建てる土地の周辺の建物を観察しましょう。

3階建ての家を建てたいと思っていても、

その地域の地区計画や、用途地域(土地の使い方の制限)によっては

そもそも考えていた家が建てられないということもあります。

周辺の住宅を観察すると、家の特徴が見えてくるので、

ぜひ観察してみてください。

住宅や家を建てる会社の下調べを行いながら、建設地の周辺の住宅も観察してみましょう

レッツ資料請求!気になる会社のカタログを確認

先ほど住宅を建てる会社の下調べを行いましたが、

なんとなく気になった会社があったら、資料請求してみましょう。

住宅ポータルサイト(ホームズやSUUMOが有名)では、

まとめて資料請求ということができるサイトもあるのですが、

あまりおすすめしません。

それは以下の注意点によるところが大きいです。

・資料請求をした会社が訪問する可能性がある。

・資料請求した会社から電話がくる可能性がある。

・資料請求した会社からイベントの案内などの郵便物がくる可能性がある

最近は少なくなっていますが、

まだまだ上記のようなことはあります。

まとめて資料請求をすると、たくさんの会社から

連絡や郵便物が届き、正直鬱陶しいです。

連絡があったとしても、問題ないくらいの会社数に絞ったり、

「ご連絡はメールのみでお願いいたします。」と記載するようにしましょう。

資料が届いたら、内容を確認し

自分たちの家づくりの印象に合わないようであれば、

選択肢から外しましょう。

というのも、すべての住宅展示場を見ることはできないですし、

たくさんの会社と折衝することもできません。

資料請求した会社の中から、気になったところの展示場に見学に行き、

さらにその中から折衝する会社を選んでいくという流れです。

資料請求→展示場見学(多くて5社)→打ち合わせ(多くて3社)

上記くらいに抑えないと、休みの日は限られていますし、

体力的にかなりきつくなるので、気を付けましょう。

やたらと資料請求すると後が大変になる可能性あり。

カタログを見たら、自分たちの家づくりに合致しそうな会社を選び、実際に見に行くべし!

さいごに

今回は、家を建てよう!となってから、下調べの段階の流れをお伝えしました。

もちろん家づくりの流れは人それぞれですが、

この下調べの段階があるかないかで、家づくりがスムーズに

進むかどうかが決まるといっても過言ではありません。

下記に今後の流れの記事も載せさせていただきますので、

こちらもぜひご覧ください!

今後も参考していただける記事をたくさん作っていきますので、

ぜひお楽しみに!

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